お客様の悩み

財務・税務と労務のデューデリジェンスから、
継続して税務と人事労務の顧問もお願いしたい

総合建設業

【創業】70年  【グループ企業】13社

アクタスの解決策

買収時のデューデリジェンスから運用支援まで
税務も人事労務も一気通貫で対応

国内業界上位の業績を誇るお客様は事業の多角化戦略で買収を計画していました。ただ、現在お願いしている税務と人事労務の顧問事務所は、別々のためそれぞれに依頼する必要があります。スケジュールをはじめとした調整業務の負担を考えると、すべて一括で依頼したい気持ちはありますが、対応できる事務所は最大手以外見当たりません。しかし、コストを考えると躊躇してしまう……。そんな悩みを取引銀行に打ち明けたところ「アクタスに聞いてみたらいかがでしょう」と紹介されました。

  • 01グループ再編やM&Aの豊富な実績と実行前後の心強い支援

    アクタスはグループ再編やM&Aのスキーム策定や実行支援の豊富な経験と実績があります。お客様には代表的な事例をご紹介し、スキームのご相談からプランニング、実行にまつわるあらゆる業務の支援、実行後のフォローまでトータルに任せていただけることを説明し、後日ご提出した御見積にご快諾いただき、さっそく支援がスタートしました。今回の目的をお客様から共有いただいた上で、買収予定会社4社の財務、税務、人事のデューデリジェンス(以下DD)に取り掛かりました。財務と税務はアクタスの税理士が担当、人事は社会保険労務士の資格をもつ人事コンサルタントが担当。約1か月後にレポートが完成し、実行後に想定されるそれぞれのメリットとリスクを明示しました。

  • 02買収予定会社と自社との処遇や制度との差異をどう扱うか

    DDの結果を受け、お客様と買収方法や進め方を検討し、バリュエーション、クロージングへと進めていきました。進めていく中で、浮かび上がってきた課題は人事労務の処遇や制度の差異でした。お客様の人材採用はグループで行い、各社へ配属していきます。例えば処遇の違いによって、働く人のモチベーションを損ねてしまえば、グループの事業発展にとってマイナス要因となります。こうしたリスクを踏まえ、さらに処遇や勤務形態などの調査やコスト計算などを進めると、基準や制度の統一化が最善策とわかり、新しい人事制度の構築に着手しました。また、今回の買収スケジュール・工程管理をはじめ、実行後の税務・会計・労務に関する指導や相談、買収企業の税務申告や届出書作成、社会保険手続きなどの一切はアクタスが行いました。

  • 03同じ立場に立ち、一緒に頑張るパートナーとして

    買収はスケジュール通り実行され、お客様のグループ社数は13社となりました。これによって新しいサービス領域が拡大し、売上もさらに拡大されます。今回のDDをきっかけにアクタスはグループの税務会計と人事労務の顧問となり、引き続き、会計処理の統一や連結納税導入の検討、さらにタレントマネジメントシステムを利用したグループ間の人員配置の最適化を進めています。お客様からは次のような言葉をいただいています。

    「限られた時間の中で厳しい要求にも応えてくれました。潜在的なリスクも見事に掘り起こしてくれて。一緒に頑張ったパートナーとして、末長く継続してご協力いただきたいと思いますし、当初から私たちが望んでいたパートナーとの協働が実現できた気がしています。ぜひ一緒に成長していきましょう」。