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社会保険料の納付猶予の特例について

2020年6月12日

 新型コロナウイルスの影響で収入が大幅に減少している事業主を対象として、労働保険料・厚生年金保険料の納付猶予の特例が創設されました。

 猶予(特例)は、要件を満たす事業主からの申請に基づき、適用の判断がなされます。この猶予(特例)が適用されると、猶予を受ける保険料等ごとに納期限の翌日から1年間、保険料等の納付の猶予を受けることができます。担保は不要で、延滞金もかかりません。
それでは、以下より概要を解説いたします。

  1. 猶予の要件(労働保険・厚生年金保険共通)
  2. 以下のいずれも満たすことが必要です。

  3. (1)新型コロナウイルスの影響により、事業に係る収入が前年同期比で概ね20%以上減少
  4. (2)上記(1)により、納付すべき保険料等を一時に納付することが困難であること
  5. (3)申請期限内に申請が行われていること

  6. なお(1)については、現に満たしていない場合でも、今後の減少率の見込み等を勘案し総合的に判断が行われます。このような事情の場合は、以下の各窓口へご相談ください。

  7. 対象となる保険料等 (労働保険・厚生年金保険共通)
  8. 令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期限が到来する保険料等

  9. 申請期限
  10. (1)労働保険:納期限まで
  11. (令和2年2月1日から令和2年6月30日までの納期限分は、令和2年6月30日まで可)

  12. なお、令和2年度の労働保険料の申告期限と全期・第1期の納期限は、令和2年8月31日まで延長となりました。分割納付の第2期以降の納期限は従来どおりです。

  13. (2)厚生年金保険:指定期限(毎月の納期限からおおよそ25日後)まで
  14. (令和2年2月1日から令和2年4月30日までの納期限分は、令和2年6月30日まで可)

  15. 申請書類
  16. (1)労働保険:「労働保険料等納付の猶予申請書(特例)」
  17.  ・郵送又は電子申請で申請 (電子申請の場合は、年度更新の申告時に添付)
  18.  ・申請書は、厚生労働省ホームページからダウンロードできます

  19. (2)厚生年金保険:「納付の猶予(特例)申請書」
  20.  ・郵送で申請
  21.  ・申請書は、日本年金機構ホームページからダウンロードできます

  22. ※申請書の記載にあたり根拠となる書類等、詳細につきましては、各ホームページの「申請の手引き」をご参照ください。
  • <厚生労働省ホームページ>
  • https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10647.html

  • <日本年金機構ホームページ>
  • https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/20200501.html

  • 労働保険・厚生年金保険共に、猶予(特例)の申請には期限があります。根拠となる書類等のご用意が難しい場合でも、まずはお早めに 以下の各窓口へご相談ください。

  • <労働保険>:所轄の都道府県労働局又は労働基準監督署
  • <厚生年金保険>:管轄の年金事務所


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