お客様の悩み

業績好調ゆえ、後継者選定を
先延ばししてしまっている……

化粧品等製造販売業

【創業】75年 【従業員数】100名

アクタスの解決策

後継者の選定と育成を支援し、経営の承継を加速。
さらに株価対策と株式承継策で税コストを適正に。

事業承継の初期段階で多く見受けられるのは、経営の承継の問題です。特に後継者問題。業績好調ゆえ、後継者選びがなかなか定まらない老舗メーカーのお客様に対し、アクタスでは問題の所在を明確にしつつ、お客様とともに解決に取り組みました。後継者決定後は、お客様とともに、後継者の成長と経営者としての自立を支援し、さらに並行して株式の承継を支援しました。

  • 01起点は後継者選定。決めることの重要性を説く

    事業承継の起点は後継者選びであり、その“決断”がとても大事です。決断を先送ることは、企業を継続していくうえでのリスクとなり、将来の成長にマイナスの影響を与える可能性もあります。後継者選定の決断をいたずらに引き延ばしていた経営者に対し、まずは決断することの重要性を説き、事業承継をスタートさせていきました。

  • 02後継者の育成へ

    後継者として選ばれたのは経営者の甥でした。アクタスは月次経営会議を通じて、計数面はもとより会社経営全般についての議論を後継者とともに重ねる機会を持ちました。当初は消極的だった後継者も時間をかけることによって、経営者としての思考を身に付けていき、 会議での鋭い発言も目立つようになりました。

  • 03株式を後継者へ
    集約するために

    後継者は相続人ではないため、会社の株式を相続によって取得することができません。しかし、中小企業の経営においては株式を経営者に集約させることが鉄則です。そこでアクタスは、株式を含む経営者の個人財産をすべて洗い出し、親族が後々相続する財産のバランスも考慮して、後継者は持株会社を通じて株式を取得する方法をご提案。経営者、親族、後継者の同意を得て、実行しました。

  • 04株価対策

    業績好調な企業の株式を集約するときに最も大きな障壁になるのは高い株価です。 贈与であれ譲渡であれ、株式を移動させる際には多額の税金が生じるからです。アクタスは株価対策として、計画的な株価の引下げと効率的な資金調達を提案することで、税コストが適正になるような株式の移動を実現しました。