お客様の悩み

大企業モデルを流用した就業規則。
運用と大きく乖離し、形骸化してしまった……

物流業

【創業】15年 【従業員数】約80名

アクタスの解決策

法令遵守はもちろん、現実の運用に合わせた
新しい就業規則でリスクの最小化を実現。

お客様の就業規則は、前任の総務部長が大企業向けモデルを流用して作成したものでした。10年近く見直しがされていなかったため、実際の運用とのギャップも目立ち、ほとんど形骸化している状態でした。このままでは法改正対応もままならず、コンプライアンス上の問題も抱えています。アクタスでは、以下のような取り組みを経て、現実の運用にフィットした就業規則をつくりました。

  • 01最新の法令に即した内容でアップグレード

    まず現行の規程一式をお預かりし、最新の労働法令に照らしてリーガルレビューを実施しました。各種規程に付随して、締結すべき労使協定にも不備が判明したため、法令の要件を満たすべくコンプライアンスに即した改訂ドラフトを提示しました。

  • 02運用とのギャップを丁寧に解消

    運用との乖離が生じやすい給与規程などを中心に、 給与担当者を交えてヒアリングを実施し、就業規則と運用との差異分析を行いました。差異を明確にし、現実の運用に合わせた修正案を作成。運用自体が法令に抵触している部分(割増賃金の計算式など)は、是正のアドバイスをしました。

  • 03トラブルの傾向を踏まえた対策も

    最近、欠勤を繰り返すなどメンタルヘルス不調の従業員が増えているとの情報を踏まえ、休職・復職制度については、会社側の雇用リスクを最小限にするために、重点的な見直しをはかりました。